今月の総括
今月(2026-08)の推定値として、当サンプルにおける「AIを組み込んでいる(built)」割合は13.04%(サンプル数1680件、誤差幅±1.61ポイント)、「AIを利用している(using)」割合は4.35%、「いずれか(either)」は16.01%でした。サンプル内構成は、builtに該当するリポジトリ219件、usingに該当するリポジトリ73件、eitherは269件、両方該当するリポジトリが23件です。これらは抽出したサンプルに基づく推定値です。
当サイトが追跡しているコーパスの集計値(当月)は、AI関連Repo数が29,542件、AIツールシグナル付きRepoが9,367件、継続開発率(3ヶ月前に作成されたものが継続してpushされている割合)は約21.23%です。これらの数値は当サイトの追跡対象に限った集計であり、他の母集団を代表するものではありません(注:当該集計は当サイトの追跡対象の合計であり、GitHub全体の件数を意味するものではありません)。
- AIを組み込んでいる割合(built): 13.04%(サンプル数: 1,680件、誤差幅: ±1.61ポイント)
- AIを利用している割合(using): 4.35%(サンプル数: 1,680件)
- サンプル内のbuiltリポジトリ数: 219件、usingリポジトリ数: 73件、either: 269件、both: 23件
- 当サイト追跡コーパス(当月): AI関連Repo数 29,542件、AIツールシグナル付き 9,367件、継続開発率 21.23%
主要な動き
観測された主要な事実として、ツールシグナルでは「claude_md」が4,997件、「agents_md」が3,536件と上位に位置しています。続いて「cursorrules」が374件、「copilot_instructions」が256件という並びです。トップリポジトリでは、スター数が最も多いのは nexu-io/open-design(TypeScript、スター数 88,193、AIスコア 70)で、ほかに1weiho/open-slide(スター数 6,531、AIスコア 45)や WenyuChiou/awesome-agentic-ai-zh(スター数 5,291、AIスコア 100)などが上位にあります。
解釈として、ツールシグナルの上位は特定のツールや機能セットに強く偏っていることを示しています。継続開発率が約21.23%である点は、当該コーパス内で3ヶ月後も更新が続くリポジトリが限定的であることを示唆しますが、この率の解釈は追跡対象の性質に依存します(当該数値は当サイトの追跡集計に基づくものです)。
- 上位ツールシグナル: claude_md 4,997件、agents_md 3,536件、cursorrules 374件、copilot_instructions 256件
- トップリポジトリ例: nexu-io/open-design(TypeScript、スター数 88,193、AIスコア 70)、1weiho/open-slide(TypeScript、スター数 6,531、AIスコア 45)、WenyuChiou/awesome-agentic-ai-zh(Python、スター数 5,291、AIスコア 100)
- 継続開発率(3ヶ月): 約21.23%
- 個人開発候補リポジトリ数: 4,097件、Web公開候補リポジトリ数: 4,455件
12ヶ月の推移
利用可能な月次データは直近5か月(2026-04から2026-08)であり、本節ではその期間における割合の変化を示します。AIを「組み込んでいる(built)」割合は2026-04で7.51%から2026-08で13.04%へと上昇しています。一方で「利用している(using)」割合は期間内でおおむね4%台で推移しており、2026-04が4.58%、2026-07が5.12%、2026-08が4.35%です。
これらの数値から解釈できるのは、当サンプルにおける「組み込み(built)」の推定割合がこの数か月で増加している点です。ただし、本節で扱ったのは割合の推移に限り、件数データの月次比較は行っていません。サンプルサイズは月によって変動しており、各月の信頼性はサンプル数の違いに依存します。
- 2026-04: built 7.51%、using 4.58%、サンプル数 1,811件
- 2026-05: built 8.02%、using 4.60%、サンプル数 1,784件
- 2026-06: built 8.86%、using 4.40%、サンプル数 1,773件
- 2026-07: built 10.95%、using 5.12%、サンプル数 1,698件
- 2026-08: built 13.04%、using 4.35%、サンプル数 1,680件
来月への示唆
事実に基づく観測として、built割合の上昇は当サンプル内でAI機能を実装する事例が増えている可能性を示します。一方でusing割合は必ずしも同方向に動いておらず、外部AIサービスの利用と自前での組み込みの動きは異なる軸で動いていると考えられます。継続開発率約21.23%や個人・Web公開候補の数値は、開発の持続性や公開に向けた準備状況を示す補助的指標です(これらは当サイトの追跡コーパスに基づく集計です)。
運用上の示唆としては、以下の点を来月のモニタリング目標にすることを推奨します。まず、built割合の上昇が継続するかを確認するためにai_shareの月次観測を継続してください。次に、ツールシグナル上位(例:claude_md 4,997件、agents_md 3,536件)に注目し、特定ツールへの依存やエコシステムの偏りが強まっていないかを確認することが有用です。最後に、継続開発率や個人開発候補・Web公開候補の動きも併せて観察し、品質や寿命に関する定性的なサンプル調査を行うことを検討してください。
- 継続観測: ai_share(built、using、either)を毎月追い、built割合の継続的な変化を確認する
- ツール監視: claude_md(4,997件)とagents_md(3,536件)の動向を重点的に確認し、ツール偏重の兆候を検出する
- 開発持続性の確認: 継続開発率(約21.23%)を毎月比較し、低下や上昇の背景を定性的に調査する
- 公開候補のフォロー: 個人開発候補 4,097件、Web公開候補 4,455件をサンプル抽出し、公開・非公開化や実運用への移行の有無を確認する